11月5日(土)、十夜法要(じゅうやほうよう)を厳修いたしました。例年通り、たくさんの方がお寺にお集りいただき、み仏さまを讃え、報恩のお念仏をいたしました。
~十夜(じゅうや)のいわれ~
―もとは、10日10夜かけてのお念仏の集い―
浄土宗のよりどころとなるお経『浄土三部経』のひとつ『無量寿経』に「現世において十日十夜のあいだ、善い行いを行うことは、お浄土で1000年間善行をすることよりも尊い、それほど実践しにくいものだ」と説かれ、その教えを実践したもので、10日10夜にわたり 不断 念仏を称えて 別時 の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。
法要後には、地元在住の落語家、喜怒家哀楽(きどやあいらく)さん(磯村昌宏氏こと)をお迎えし、奉納落語を披露していただきました。
本堂は暖かい笑いに包まれ、皆さまに楽しい一日を過ごしていただきました。